この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ネムリヒメ.
第11章  体温計と風邪薬.



アタシは黒い瞳を揺らす渚くんの顔を見上げた


こんな時、自分はどんな顔をしているんだろうか…

頬を赤らめ、瞳を湿らせ潤ませていることはなんとなくわかる


しかし躊躇する間もなく、未だにカラダのなかに残る快感と甘い疼きがアタシを導く


アタシはそっと手を伸ばして彼の揺れる前髪に触れた

彼を見つめると視線が絡み合う









「やめないで…」






「…っ!!」



アタシの紡いだ言葉に彼の漆黒の瞳が揺れた






そして…少しだけ沈黙が流れる










「っ…ふざけんな」


「っ!!」






確かにそう聞こえたと思う


しかし確認する術はもうない…




そう思った時にはもう…


アタシはソファーにカラダを押し付けられて、彼に噛みつくようなキスをされていたから




「んぁっ…はぁ…っ」


彼の熱い舌がアタシの口内を犯すようになぞり、深く舌を絡ませ激しく口づけられる



「お前…最悪っ…」


ゾクゾクする官能的な口づけに、そんな彼の言葉さえも快感に変わっていく


アタシは溺れるように、彼の手に指を絡めた





/892ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ