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ネムリヒメ.
第11章  体温計と風邪薬.



聖くんたちと4人で朝食をとっているとダイニングの扉が開く


「頭いてー…」


あ…


顔をあげると、頭を抱えながら入ってくる雅くんと目が合った


「………」


ぁ……完全…無視だ


「…葵、体温計」


テーブルに座るなり、アタシには目もくれず彼が口を開く


「なに!? みっくん熱あんの?」

「わかんねーから体温計っつってんだけど…」

「朝から、機嫌悪っ!!」

「頭いてーから騒ぐんじゃねーよ」

「みっくん怖いよー」

「っせーな」


明らかに機嫌がいいとは言えない雅くんに葵くんがため息を溢す


「…雅、うるさい」

「あ!?」


隣にいる聖くんが冷たい目で彼を見る


「朝ぐらい静かにできないの…」

「チッ…」

と、舌打ちをする彼


でも雅くん、あんまり顔色よくないかも…

確かにきのう彼も雨にずぶ濡れになっているから体調崩してもおかしくはないよね…

けれど、機嫌が悪い上に無視されて、そんなコトを言う勇気はちょっとなかった




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