この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ネムリヒメ.
第13章  シャンパン☆ストロベリー.



事の始まりは彼のこんな一言だった


「ちーちゃん♪ 食事いこっ」


今日一番のりで帰ってきた葵くんは、リビングで膝を抱えていたアタシを見つけて早々、腕のなかに捕まえて満面の笑みでこう言った


「その前に、熱下がった? …聖にへんなコトされてない!?」

と聞かれ、さすがに『抱かれました』とは言えず体調が良くなったコトを彼に伝える


が…


「ちーちゃん、その顔なに!?」

「……!?」

「目が死んでる、可愛くない、どーしちゃったの!?」

「ふにゃ!!」


葵くんは両手でアタシの頬をつまみグイグイと引っ張る

痛いっ!!痛いっ!!


「顔色悪いよ!? やっぱり体調よくないの」


思いきり変形しているであろうアタシの変顔を心配そうな顔で覗きこむ葵くん


「あははっ、ちーちゃん可愛い」


って、ちょっとー!!
笑ってるよね、可愛いってなに

あのね、とにかくね…


「いひゃい…」

「あっ、ゴメン」


悲痛の叫びに葵くんがパッと手を離す


「…ジンジンする」

「あー、よしよしゴメンね、だってあまりにも変な顔してたから」


おいおい…どんな顔してたんだ、アタシは


「心配するでしょ」


葵くんの綺麗な指がアタシの頬を滑って、ちょんっと鼻のてっぺんを突っついた

その仕草にみるみる顔が赤くなる




/892ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ