この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ネムリヒメ.
第16章  散らばるカケラ.



そしてホテルを目の前に、もうひとつ気になるコトがあるわけで…


「ところで聖くん仕事は…」

「えっ!?」


只今、平日の真っ昼間

今朝、ダイニングでのあの衝撃のやりとりがあってから、それぞれ仕事に出掛けていったんだけど、午後になって戻ってきた聖くん

まさかとは思うけど、パンケーキのために帰ってきたとか言わないよね…

すると彼は察したのか、アタシを見てニッコリと微笑む


「サボり♪」

「えっ!!」

「……なワケないでしょ♪ ちゃーんとオレはビジネスでここにきてるから大丈夫♪パンケーキは食べるけど」


そう話す彼に施されてエントランスロビーへ足を踏み入れる


ニューヨーク・アールデコをコンセプトにした建物の内部

そこはまさに、日常から一瞬にして解き放たれる高級感あふれる空間で、非日常感と心地よい高揚感が一気にカラダ包み込む


聖くんは出迎えてくれたコンシェルジュに挨拶を済ませると、アタシを手招いた

コンシェルジュの案内で落ち着いた雰囲気のレセプションルームの奥にある扉へと通させれる

その途中、カウンターのなかで女性スタッフが彼にうっとりしているのが目に入った

うん、わかるよ…その気持ち

この空間に引けを取らず霞まない聖くんの存在感

滲み出る嫌みのない品の良さ

着こなしたオシャレスーツが彼の顔立ちを引き立てているもの

そうなるよね…




/892ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ