この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ネムリヒメ.
第16章  散らばるカケラ.




「なーんだ…ちゃんと自覚あるんじゃん♪」


ひ、聖くん鋭いから…っ、怖いからっ


「あーあ、本気でオレたち3人相手とか、寝る暇なさそっ」

「っ……!!」


クスリと喉を鳴らす聖くんに背中がゾクリとして、とっさに渚くんを伺う



が、



「お前……最悪…」


って、え────…!!


なにそのため息



「まぁ、それはよしとして。よかったね、ちーちゃん」

「え……!?」


えっと…


「これで渚くんはホントに青天白日の身になったんじゃない!?」

「あ……」


さっきまでの胸の痛みとモヤモヤがなくなっているコトに気がつく


「…さっきの彼女、どう見ても渚くんのタイプじゃなかったし、

それに渚くんがわざわざ仕事に差し支えるような真似しないコトは知ってたけど、ね」

「…おいおい」

「あー、すっきりしたっ♪ …っと、電話だからちょっと外すねー」


聖くんはヘラっと笑うと、軽い足取りで電話を片手に部屋を出ていく


って…待って!!


この流れのまま渚くんと二人きりにしないでっ!!


ど、どうしよう…

ホッとしてるはずなのに、なんだか心臓がヤバいコトになってる


「…………っ」


う、うるさいよ!?うるさいよ!?

なに緊張してドキドキしちゃってんの


すると…


「なに黙ってんの…」


ぎこちなく彼の方を向くと、タバコを燻らしながら渚くんが切れ長の目を艶っぽく細めた



/892ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ