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ネムリヒメ.
第22章 あの夜の…….
「わかんない?」
甘いマスクで熱に浮かされて瞳を潤ませるアタシの顔を愛でるように目を細める
「媚薬…」
「……ッ…」
「…って言ったらわかる!?」
………!!
「ッ…ああっ!!」
妖しく掠れた声で鼓膜を揺らされ、耳元に落とされる口づけ
ただそれだけなのに、下腹部の奥がキュウと疼いて力の入らないカラダがピクンと跳ね上がる
や…だ…
媚薬って…
だからこんなにカラダがおかしい…の!?
「は、あ…んっ! ッ…」
触られてもないのに秘部の奥が熱くて、膣の内部がまるで心臓のように脈打つのを感じる
それに加えて、ムズムズとした疼きに奥から熱く蕩けだしてくる蜜…
自由の効かなくなったカラダに、徐々に頭のなかも霞がかかってピンク色に染まっていく
ダ…メ…
このままじゃ…
それに…
「は…あ…アタ、シ…知らな、いの…」
「……!?」
「貴方…ッ…誰」
「………」
アタシの言葉にオトコは少し驚いた表情を見せた
だけど、それも一瞬
「なら…そのカラダにまた教えてあげる」
「ッ…」
クッと喉を鳴らし、脱ぎ捨てられるジャケットに、外されるネクタイ
一層濃く香るローズの香りに、なぜかカラダがキュンとなる
「ほら、そんな顔しなくても大丈夫。もう、あんまり我慢できないでしょ…たっぷり可愛がってあげるから」
「きゃ、あぁッ…!!」
…太ももを撫でられた
ただそれだけ
ただそれだけなのに、ビクンと大きくカラダ仰け反った