この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ネムリヒメ.
第25章  Black Emperor.






「…郁くんから預かってるよね」

「し、っ知らない、から…」

「…そう」


─パツンッ…


「んん…!!」


アンダーバストにあたる部分のホックが聖の白い指先によって弾かれる

久しぶりに空気にさらされる肌に滲んだ冷や汗を、空調の風がひんやりと撫でた


「…どこ」

「……」


自分を追い詰め迫る栗色の瞳に若葉の背中に悪寒が走る

すると、


「言わないなら別にいい」

「…いいって、な…に」

「それ、聞く意味あるの」

「…!!」


若葉が声をあげるよりも聖の手の方が早かった

最後のホックにかけられた指先がすべての締め付けを開放する


「ひんむけって…」


はらりとただの布へと姿をかえたビスチェの前が開けられる


「言われてるから」

「………!!」


上半身をまっさらに暴かれ、それは羞恥の涙なのか…

若葉の瞳からは言葉なく透明な滴が流れ落ちていた


…にも関わらず、


「…ねぇ、ここに入れてたんじゃないの」


そんなもの、まるで見なかったというように、開放され流れた胸の双丘の谷へ指を這わせる聖

挙げ句の果てには、若葉の背中を一瞬浮かせたかと思えば、はだけさせたビスチェを一気に引き抜いたのだ

それにはすっかり傍観者の望だった目を丸くする

しかし、聖は尚も若葉を追い詰める姿勢を緩めなかった

まだ彼女の体温が残るインナーをソファーに放り投げる聖の表情は一切崩れない





/892ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ