この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
本気で告白しようとした彼
第3章 高校生活が始まって
クラスに戻り指示通り着席してしばらく待っていると担任の先生が来た。
入ってきたのは中3の時に人気だった先生で、『え、いのみーじゃん!!』『本当だ!超嬉しいんだけど!』と中学から上がって来た子たちはすごく喜んでいる。
「ほらほら、静かにして。1年D組の担任になった伊野宮です。1年間よろしく!自己紹介はまた今度ゆっくりするから、とりあえずこれからチャペルに移動します。」
うちの学校はキリスト教のプロテスタントで学校の敷地内にチャペルがある。
式典とかの際はいつもチャペルを使ってるんだ