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初めての×××をあなたに
第6章 勇気を出して

***
「おはよ」
「おはよう」
一足早くラウンジには麻友と祥吾がいた。
「昨日、美月から電話があったんだけど……前に言ってた気になる人と花火大会に行くんだって」
「そうなんだ」
麻友は少し迷って切り出した。
「……あのさ、永瀬くんは美月のことどう思ってるのかな。やっぱり友達なのかな」
「……いや、好きみたいだよ。最近自覚したみたいだけど」
祥吾の言葉に、「やっぱり!」と麻友は目を輝かせた。
「でも瀬戸はその人のこと好きなんだろ?」
「う~ん……。でも私は美月は永瀬くんと一緒にいるのが一番いいと思うんだよね……」
「まぁ、俺もそう思うけど……。でもこればっかりは仕方ないんじゃない?瀬戸がその人のこと想ってる以上、応援するしかさ。永瀬だって瀬戸のこと好きなら自分でどうにかするだろうし」
「私たちは見守るしかないってこと?」
麻友が言うと、
「そういうこと」
と祥吾は微笑んだ。
「おはよ」
「おはよう」
一足早くラウンジには麻友と祥吾がいた。
「昨日、美月から電話があったんだけど……前に言ってた気になる人と花火大会に行くんだって」
「そうなんだ」
麻友は少し迷って切り出した。
「……あのさ、永瀬くんは美月のことどう思ってるのかな。やっぱり友達なのかな」
「……いや、好きみたいだよ。最近自覚したみたいだけど」
祥吾の言葉に、「やっぱり!」と麻友は目を輝かせた。
「でも瀬戸はその人のこと好きなんだろ?」
「う~ん……。でも私は美月は永瀬くんと一緒にいるのが一番いいと思うんだよね……」
「まぁ、俺もそう思うけど……。でもこればっかりは仕方ないんじゃない?瀬戸がその人のこと想ってる以上、応援するしかさ。永瀬だって瀬戸のこと好きなら自分でどうにかするだろうし」
「私たちは見守るしかないってこと?」
麻友が言うと、
「そういうこと」
と祥吾は微笑んだ。

