この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
初めての×××をあなたに
第6章 勇気を出して
*
*
*
「ありがとうございました」
お釣りを渡すと、
「ご馳走様でした」
と橘さんは店を出て行った。
……………
「ごめん!お兄ちゃん!ちょっと出てくる!」
私はお兄ちゃんに一声かけて、店を飛び出した。
「橘さん……っ!」
「美月ちゃん……どうしたの?」
橘さんは驚いて振り返った。
「あの………良かったら花火大会一緒に行きませんか?」
ギュッと両手を握りしめ、私は言った。
少しの沈黙だったけど、私にはそれはそれは長く感じた………。
「………うん。いいよ。行こうか」
下を向いていた私が顔を上げると、橘さんはにっこり笑った。
*
*
「ありがとうございました」
お釣りを渡すと、
「ご馳走様でした」
と橘さんは店を出て行った。
……………
「ごめん!お兄ちゃん!ちょっと出てくる!」
私はお兄ちゃんに一声かけて、店を飛び出した。
「橘さん……っ!」
「美月ちゃん……どうしたの?」
橘さんは驚いて振り返った。
「あの………良かったら花火大会一緒に行きませんか?」
ギュッと両手を握りしめ、私は言った。
少しの沈黙だったけど、私にはそれはそれは長く感じた………。
「………うん。いいよ。行こうか」
下を向いていた私が顔を上げると、橘さんはにっこり笑った。