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初めての×××をあなたに
第2章 出逢い
結局、バイトには遅刻してしまった。
「お前な、遅刻した上にその足……」
ホラ、と救急箱を私に押しつけたのは、私の兄。
「……ごめんなさい。急いでたら駅で転んで……」
「ドジ」
少し前から私はお兄ちゃんのお店でバイトさせてもらっていた。
兄とはかなり歳が離れている。口が悪いんだけど面倒見がよくって優しい。
自慢の兄……と言えばそうかな。
決してブラコンじゃないけどね!
……ハンカチに付いた血……落ちるかな。
私は、手当てもそこそこにハンカチを洗った。
「お前な、遅刻した上にその足……」
ホラ、と救急箱を私に押しつけたのは、私の兄。
「……ごめんなさい。急いでたら駅で転んで……」
「ドジ」
少し前から私はお兄ちゃんのお店でバイトさせてもらっていた。
兄とはかなり歳が離れている。口が悪いんだけど面倒見がよくって優しい。
自慢の兄……と言えばそうかな。
決してブラコンじゃないけどね!
……ハンカチに付いた血……落ちるかな。
私は、手当てもそこそこにハンカチを洗った。