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淫らデッサンに疼く人妻
第18章 それぞれの想い
 そして、お風呂に入った後、衛一は言われたとおりに早めに就寝することに。
 それに付き合い、同じ時間にベッドに入ってくれる茜に、おやすみのキスをした後、衛一は電気を消した。
 暗くなると、またしても佐夜香のことが脳裏を駆け巡ってくる。
 シンボルがまた元気になりつつあることを察知すると、衛一は苦心して他のことを考えようとした。
 それでも、衛一の思考はすぐにそちらへ行ってしまう。
 気をそらそうと、土曜日に予定している次回のデッサンのことを考えることにした衛一。
 心ひそかに、「次のデッサンは、美雪がモデルだといいな」と考えてしまっていた。
 もちろん、佐夜香が魅力的なのは間違いないし、衛一もそれははっきりと認めている。
 しかし、次回のモデルはどうやら佐夜香ではないようなので、「だとしたら、美雪以外を望まない」という気分になっていた。
 佐夜香と関係を持ったにも関わらず、美雪の裸への憧れはいささかも薄れていないようだ。
 美雪が自分の前で全裸になると想像するだけで、衛一のシンボルは鋭い反応を見せる。
 衛一は「このままでは一向に寝られない」と思い、食事中に見ていたテレビのクイズ番組のことを考え始め、気を静めようとした。
 どうにか、興奮は少しずつ鎮まり、立ち上がっていたシンボルもゆっくりと萎えていく。
 寝付くのにかなり苦労したものの、本当に疲れていたこともあってか、布団に入って1時間後には衛一は寝息を立てていた。


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