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淫らデッサンに疼く人妻
第18章 それぞれの想い
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一方、茜もなかなか寝付けずにいた。
明日はまた、アトリエでモデルをする日なので、そのことばかりが頭を埋め尽くす。
幸い、衛一には何も気取られていないようなので、茜は少しだけホッとする反面、とてつもない後ろめたさを感じていた。
仕事でクタクタになっている衛一の姿を見ていると、罪悪感は膨らむばかりだ。
だが、茜にはキャンセルすることがすでにできなくなっている。
キャンセルするのなら、今日中にしておかなければならなかったのに、茜はしなかった。
前回の近崎の行動には驚いたが、心のどこかで「続き」を期待している自分がいることに、気づき始めている茜。
衛一のそばにいると、罪悪感で息苦しいほどなのに、茜はすっかり近崎の前でモデルをすることにハマりこんでいた。
しかも、明日は、近崎だけでなく、近崎の弟子三人も一緒だという。
ついに、衛一と近崎の二人以外の男性にも、裸が見られてしまうのだ。
きっと恥ずかしいだろうと思う反面、茜はそこにも期待を感じてしまっていた。
なかなか寝付けず、寝返りを何度も打つ茜。
いつしか、隣の衛一は静かな寝息を立てていたが、茜には全く眠気がやってこない。
茜がやっと寝付けたのは、ベッドに入ってから二時間以上も経過した後のことだった。
一方、茜もなかなか寝付けずにいた。
明日はまた、アトリエでモデルをする日なので、そのことばかりが頭を埋め尽くす。
幸い、衛一には何も気取られていないようなので、茜は少しだけホッとする反面、とてつもない後ろめたさを感じていた。
仕事でクタクタになっている衛一の姿を見ていると、罪悪感は膨らむばかりだ。
だが、茜にはキャンセルすることがすでにできなくなっている。
キャンセルするのなら、今日中にしておかなければならなかったのに、茜はしなかった。
前回の近崎の行動には驚いたが、心のどこかで「続き」を期待している自分がいることに、気づき始めている茜。
衛一のそばにいると、罪悪感で息苦しいほどなのに、茜はすっかり近崎の前でモデルをすることにハマりこんでいた。
しかも、明日は、近崎だけでなく、近崎の弟子三人も一緒だという。
ついに、衛一と近崎の二人以外の男性にも、裸が見られてしまうのだ。
きっと恥ずかしいだろうと思う反面、茜はそこにも期待を感じてしまっていた。
なかなか寝付けず、寝返りを何度も打つ茜。
いつしか、隣の衛一は静かな寝息を立てていたが、茜には全く眠気がやってこない。
茜がやっと寝付けたのは、ベッドに入ってから二時間以上も経過した後のことだった。