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淫らデッサンに疼く人妻
第20章 再び美雪宅にて
「茜も体験しちゃったかぁ」
苦笑しながら言う美雪に、茜は「やっぱり」と思った。
「やっぱり、美雪も知ってたんだね」
「ああ、でも……。所長とエッチしたのは、たったの1回きりで、それも超・最近だけどね。茜にこのお仕事を紹介した後のことだよ」
「え? そうなの?」
茜は少し意外に思った。
てっきり、美雪が「欲求不満を解消するため」だとか、そういった理由から、全て知りつつ茜に紹介したとばかり思っていたので。
「まあ、所長から身体を触られたのは、もっと前からだけどね」
舌をぺろっと出して言う美雪。
「やっぱり~。……あれ? でも、美雪……。最初にこのお仕事を紹介してくれたとき、『身体を触られたことはない』って言ってなかったっけ?」
美雪は嘘をつくような人間ではないと知っているので、不審に思った茜が尋ねる。
「よく覚えてるね~。でも、もっとはっきり思い出してよ。あのとき、『生徒さんには』って言ってたじゃん。つまり、『所長には』触られたこともある、ってことで。実際ホントに、生徒さんには触られたことが一度もないし」
「ええ~。なんだか、詭弁(きべん)っぽいよ~」
笑って美雪をなじる茜。
「でもでも、所長に触られるって最初に言っちゃうと、茜は100パー、しり込みしちゃうじゃん。挑戦もせずに終わるのはもったいないと思って」
「はい、はい」
茜は「美雪に一杯食わされちゃった」と思い、溜め息をついた。
美雪は相変わらず苦笑しながら言う。
「まあまあ、そう暗くならずに。そりゃ、うちとは違って、茜は衛一さんと上手くやってるって話だし、罪悪感はあるかもしれないけども。それでも、『ひと夏の刺激的な経験』ってことで、ね。それに、まだ所長とはエッチしちゃったわけじゃないんでしょ? それなら、何も気にすることないんじゃないかな」
「で、でも……。来週はきっと、することになっちゃうと思うし……」
茜は正直に打ち明ける。
苦笑しながら言う美雪に、茜は「やっぱり」と思った。
「やっぱり、美雪も知ってたんだね」
「ああ、でも……。所長とエッチしたのは、たったの1回きりで、それも超・最近だけどね。茜にこのお仕事を紹介した後のことだよ」
「え? そうなの?」
茜は少し意外に思った。
てっきり、美雪が「欲求不満を解消するため」だとか、そういった理由から、全て知りつつ茜に紹介したとばかり思っていたので。
「まあ、所長から身体を触られたのは、もっと前からだけどね」
舌をぺろっと出して言う美雪。
「やっぱり~。……あれ? でも、美雪……。最初にこのお仕事を紹介してくれたとき、『身体を触られたことはない』って言ってなかったっけ?」
美雪は嘘をつくような人間ではないと知っているので、不審に思った茜が尋ねる。
「よく覚えてるね~。でも、もっとはっきり思い出してよ。あのとき、『生徒さんには』って言ってたじゃん。つまり、『所長には』触られたこともある、ってことで。実際ホントに、生徒さんには触られたことが一度もないし」
「ええ~。なんだか、詭弁(きべん)っぽいよ~」
笑って美雪をなじる茜。
「でもでも、所長に触られるって最初に言っちゃうと、茜は100パー、しり込みしちゃうじゃん。挑戦もせずに終わるのはもったいないと思って」
「はい、はい」
茜は「美雪に一杯食わされちゃった」と思い、溜め息をついた。
美雪は相変わらず苦笑しながら言う。
「まあまあ、そう暗くならずに。そりゃ、うちとは違って、茜は衛一さんと上手くやってるって話だし、罪悪感はあるかもしれないけども。それでも、『ひと夏の刺激的な経験』ってことで、ね。それに、まだ所長とはエッチしちゃったわけじゃないんでしょ? それなら、何も気にすることないんじゃないかな」
「で、でも……。来週はきっと、することになっちゃうと思うし……」
茜は正直に打ち明ける。