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淫らデッサンに疼く人妻
第23章 最後のデッサン
 そして、同時に嫉妬を感じていたのもまた事実だった。
 茜がこういう行為を始めたのがいつ頃からなのか、衛一には分かっていなかったので、「ひょっとすると、随分前からこんな風に、近崎に愛されていたのではないか。自分に誘いをかけなかったのは、恥ずかしいからではなく、茜自身はそうして満たされていたからでは」といった思いにすら駆られている。
 そんな衛一の苦悩を置き去りに、近崎と茜が大切な部分をこすり合う光景が、長々と展開されていた。
 近崎が明るい口調で言う。
「かなり中に入ってますね。迎え入れてくださってありがとうございます」
「い、いやぁぁ! そ、そんなこと、してませんっ!」
 実際には近崎の言う通り、茜自身が迎え入れたのだったが、それでも抗議する茜。
 快感に負けそうになるのをグッとこらえ、「これ以上、夫以外のシンボルを受け入れてはならない」と必死で理性をたたき起こした。
 だが、快楽の誘惑も強烈で、自ら身体を離すことはどうしてもできないようだ。
 ちゅぷ! ちゅく!
 激しく腰を動かしあいながらも、その状態で必死に耐えている茜に、近崎が言った。
「でも、じわじわ奥へと入ってきてますよ。もう、ここまできたら、一気に奥まで入れてしまいませんか? どっちみち、ほとんど中に入っているわけですから」
「いやぁぁん! あふぅん……そんなこと……! 絶対ダメです! あんっ!」
 あくまでも拒絶する茜だったが、腰を引こうとはしない。
 そして、茜が決して腰を引くことも、この行為を中断することも、どちらもできないことを近崎は分かっていた。
 お互いの肉体に点(とも)った情欲の火は、きっちり性交してしまわないことには、消えることはないのだ。


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