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淫らデッサンに疼く人妻
第12章 蕩ける美雪
「次は、弟子たちを呼ばずに、二人で交わるのもいいかもな」
 すでにカチカチに怒張しているシンボルを、服の上からさすりながら言う近崎。
 弟子たちがいると、性交の際に色々と興奮を高める手助けをさせることができるのは利点だったが、その反面、美雪と敬語で話さなくてはならない窮屈さがあった。
 美雪と二人っきりのときには、お互い敬語を使わずに、気楽に話しているので。
「次回は二人っきりで……」
 美雪と自分が向かい合って性交している様を想像し、近崎の股間はいっそう硬さを増していった。
 そのとき、ふと茜のことが近崎の頭をよぎる。
「茜さんとも次回……。もちろん、チャンスがあれば、だが」
 今度は茜の裸身を想像し、近崎の興奮は高まるばかりだ。
 近崎は胸を高鳴らせつつ、アトリエ内をひとりで歩き回って考えを巡らしていた。


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