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淫らデッサンに疼く人妻
第14章 茜、再びアトリエモデルに
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「肝を冷やしたな……」
茜を駅まで見送り、再びアトリエでひとりになった近崎が呟いた。
大きく溜め息をつく近崎。
近崎にとって、あの抵抗と拒絶は完全に予想外だった。
あそこまで茜も高まっていたのだから、てっきりもう、難なく挿入まで持っていけると思い込んでいたのだ。
目論見が外れた時点で、茜から訴えられたり、警察に通報されたりするような、最悪の事態まで近崎は想像していた。
茜がそうした行動に出なかったことは意外だったが、「もしかすると、事を表立てると、夫に露見したときに具合が悪いからだろう」と近崎は今になってそう考え付いた。
それにしても助かったな、と近崎は再び深い息を吐く。
「だが、ここまで来て、挿入しないわけにはいかない。もし、一度でも挿入できたのなら、訴えられようが、逮捕されようが、僕にとってはその後のことなど、どうでもよい」
こんな自暴自棄とも受け取れ兼ねない考えに至るほど、近崎は茜の身体に執着し始めていた。
その一方で、美雪や佐夜香のことも近崎の頭をよぎる。
その二人との関係もまた、近崎にとっては重要だった。
「次は佐夜香ちゃんだ……。明後日、二人っきりで交わるか」
そうひとりごち、近崎は佐夜香の身体を想像して、笑みを浮かべた。
「肝を冷やしたな……」
茜を駅まで見送り、再びアトリエでひとりになった近崎が呟いた。
大きく溜め息をつく近崎。
近崎にとって、あの抵抗と拒絶は完全に予想外だった。
あそこまで茜も高まっていたのだから、てっきりもう、難なく挿入まで持っていけると思い込んでいたのだ。
目論見が外れた時点で、茜から訴えられたり、警察に通報されたりするような、最悪の事態まで近崎は想像していた。
茜がそうした行動に出なかったことは意外だったが、「もしかすると、事を表立てると、夫に露見したときに具合が悪いからだろう」と近崎は今になってそう考え付いた。
それにしても助かったな、と近崎は再び深い息を吐く。
「だが、ここまで来て、挿入しないわけにはいかない。もし、一度でも挿入できたのなら、訴えられようが、逮捕されようが、僕にとってはその後のことなど、どうでもよい」
こんな自暴自棄とも受け取れ兼ねない考えに至るほど、近崎は茜の身体に執着し始めていた。
その一方で、美雪や佐夜香のことも近崎の頭をよぎる。
その二人との関係もまた、近崎にとっては重要だった。
「次は佐夜香ちゃんだ……。明後日、二人っきりで交わるか」
そうひとりごち、近崎は佐夜香の身体を想像して、笑みを浮かべた。