この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あたしに全部見せなさいっ!
第7章 やっぱり発情しちゃいますっ!
入れてみたいけど、柚留は唇を閉じたままだった。
ふいに柚留が、あたしから顔を背けた。無意識なのか息を止めてたみたいで、薄く唇を開いて息継ぎしてる。
ようやく開いた唇。あたしはさらに我慢できなくなって、柚留の頭を両手で掴んでまた正面を向かせて、自分の舌を差し入れた。
「ふうぅっ」
口の中に舌を入れられて、びっくりしたらしい柚留。
唾液でぬるりとした柚留の中は、やっぱりあったかくて気持ちいい。ディープなキスのやり方なんてわからないから、柚留の歯を舐めて、歯の間からさらに奥の方へと押し進めてく。柚留の舌があった。ざらっとした感触も気持ちいい。あたしは目を閉じて、柚留の口の中のいろんな感触を楽しんだ。
キスってこんなに気持ちいいんだ……。初めて知った。唇をくっつてけて舐め合うだけなのに、不思議だった。背中を何か電流みたいなものが走って、体の中が疼く。気付くとまた下着が濡れていた。