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あたしに全部見せなさいっ!
第10章 あたしに全部見せなさいっ!
じっとしてられなくて、もじもじと体が動く。
「……ねえ、どんな感じ? 気持ちいい?」
「う、わかんない」
上手く言葉にできなくて、ふるふると首を振る。
だけど次の瞬間。
「あ……っ」
今までよりもずっと強烈な刺激が走って、体が大きく跳ね上がった。
見ると柚留がブラをたくしあげ、赤く色づく中心に指を這わせていた。
「気持ち、いいんだ……」
嬉しそうな柚留の声。
柚留はさらにそこを摘まんで、くりくりといじる。
「あ、ダメ、それ、やぁっ」
服越しに触られるよりも何倍も強烈で、切ないような感覚。
柚留の手は離れない。たまらずに、あたしは何度も身をよじり、深く息を吐き出した。
「……感じる?」
「……っ」
そんなの答えられないっ。
顔を覗きこんでくる柚留から逃げるようにぎゅっと目をつぶると、柚留はまたキスしてくる。