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あたしに全部見せなさいっ!
第10章 あたしに全部見せなさいっ!
「ねえ、下も……脱いで? 全部見せて?」
顔をあげ、見下ろしてくる柚留の目は、欲情に濡れていた。
「下……?」
ぽーっとなった頭で考える。全部?
濡れて汚れた下着とか、あそことか、全部見られちゃうの!?
嫌だそんなの恥ずかしいっ。
「……ダメッ」
ぶん、ぶん、と首を振り、足をぎゅっと閉じて頑なに拒否の意を示す。
「でもさっきから、足ももじもじしてたよ? こっちも、触って欲しいんじゃないの?」
閉じた膝を緩く撫でられる。それだけでぞわぞわして。
柚留の手はゆっくりと膝を割り、太ももを撫でながら、股の間へと移動していく。熱を持った秘部に近づくにつれ、高まっていく期待。
ふいに柚留が、ジーンズ越しにあそこを撫でた。
「はぅ……っ」
固い生地の上からでもその刺激は強烈で。びくんと体が反応してしまう。