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ハーデース[短編]
第2章 ペルセポネー略奪事件勝手にストーリー化!
---……一方、さらわれたペルセポネーはと言うと
ハーデースに丁重に扱われるも、自分から進んで暗い冥府に来た訳ではない為、ハーデースのアプローチに対しても首を縦に振る事は無かったのだった
「帰りたい……でもハーデースが可哀相…」
ペルセポネーはハーデースの身の上話を聞いてから、ハーデースに同情していたのだった
それはある日、いつものようにアプローチしてくるハーデースを冷たくあしらってしまった時の事
「戻りたいですか?でも私は冥界の王としてずっとここに居なければならないのです。冥府でずっと孤独だった私は貴女に巡り合ったのです。とても寂しく孤独だった、でも今はペルセポネー、貴女が私の隣に居る」
そう言われ、ペルセポネーの心は少し揺れたのだった