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ハーデース[短編]
第1章 冥府の神ハーデース

神話によると、ペルセポネー(当時のコレー、娘という意味)はゼウスとデーメーテールの娘で、そんなペルセポネーにハーデースは恋をしてしまいました。
ニューサ(どこかの山地らしい)の野原でニュムペー(妖精)達と供に花を摘んでいたのですが、そこにひときわ美しい水仙の花が咲いていたのである。
ペルセポネーがその花を摘もうとニンフたちから離れた瞬間、急に大地が裂け、黒い馬に乗ったハーデースが現れ彼女は冥府に連れ去られてしまうんですが……
女性の扱いに不慣れで、略奪する前のペルセポネーにどうアプローチしていいか悩むなど、無垢で純心な一面を見せていたらしいです。
ハーデース、兄弟と違って奥手で可愛いですね!
しかし大胆にも誘拐してしまいますが…犯罪ですね~

