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俺はキミだけに恋をする
第9章 spin-off 1 大野 司 × 三枝 彩音 編
今日は土曜日。
珍しく部活が休みで、俺と彼女は初めて遠出することにした。
初めての ”デートらしいデート” の行き先は水族館。彼女の希望だった。
そして夕方、送っていこうとした俺に、「もう少し一緒にいたい」と彼女は言った。
「じゃあどこかでお茶して帰ろうか」
俺の誘いに、彼女は首を振って……
「ホテル………行かない?」と小さな声で言ったんだ。
別に俺は初めてじゃないけど………まだ付き合ったばっかりだし、キスだってまだだし……どーなの?
でも結局、彼女の誘いに乗って、ここまで来てしまったんだけど。
彼女を抱き締めて、そっと唇を重ねる。
離れてはまた口づけて ──。
それを何回か繰り返しているうちに、俺の迷いは吹き飛んでしまった。
珍しく部活が休みで、俺と彼女は初めて遠出することにした。
初めての ”デートらしいデート” の行き先は水族館。彼女の希望だった。
そして夕方、送っていこうとした俺に、「もう少し一緒にいたい」と彼女は言った。
「じゃあどこかでお茶して帰ろうか」
俺の誘いに、彼女は首を振って……
「ホテル………行かない?」と小さな声で言ったんだ。
別に俺は初めてじゃないけど………まだ付き合ったばっかりだし、キスだってまだだし……どーなの?
でも結局、彼女の誘いに乗って、ここまで来てしまったんだけど。
彼女を抱き締めて、そっと唇を重ねる。
離れてはまた口づけて ──。
それを何回か繰り返しているうちに、俺の迷いは吹き飛んでしまった。