この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
俺はキミだけに恋をする
第9章 spin-off 1 大野 司 × 三枝 彩音 編
「どのくらいやってたの?」
「小学一年生から中学卒業まで」
「マジで?すげー!なんで高校ではやってないの?」
俺たちの高校。確かあったよな、空手部。
「えっと………中学の時に片想いしてた男の子に、空手やってるような女は嫌だって言われて……司くんもそう……思うよね?」
「いや、全然。むしろ惚れ直した。彩音は優しくて強くて、エロくて。最高の彼女」
もし、彩音が空手をもう一度始めたら……俺は校内で一番最強な女の子の彼氏になるかも。
うん。それも悪くないな。
上機嫌な俺に、
「司くん。大好き」
と、彩音はそっと俺の唇にキスをした。
「俺も好きだよ」
そんな甘いセリフを言って、俺は彩音を抱き締めた。
これからまさか、彩音に翻弄される日々が始まるとは、俺はまだこの時知らなかったんだ。
でもそれはまた別の話 ──。
゚.:。+゚.:♡゚.:。+゚.:。♡゚.:。+゚.:。♡゚.:。+゚.
spin-off 1 大野 司 × 三枝 彩音 編
゚.:。+゚.:♡゚.:。+゚.:。♡゚.:。+゚.:。♡゚.:。+゚.
END
「小学一年生から中学卒業まで」
「マジで?すげー!なんで高校ではやってないの?」
俺たちの高校。確かあったよな、空手部。
「えっと………中学の時に片想いしてた男の子に、空手やってるような女は嫌だって言われて……司くんもそう……思うよね?」
「いや、全然。むしろ惚れ直した。彩音は優しくて強くて、エロくて。最高の彼女」
もし、彩音が空手をもう一度始めたら……俺は校内で一番最強な女の子の彼氏になるかも。
うん。それも悪くないな。
上機嫌な俺に、
「司くん。大好き」
と、彩音はそっと俺の唇にキスをした。
「俺も好きだよ」
そんな甘いセリフを言って、俺は彩音を抱き締めた。
これからまさか、彩音に翻弄される日々が始まるとは、俺はまだこの時知らなかったんだ。
でもそれはまた別の話 ──。
゚.:。+゚.:♡゚.:。+゚.:。♡゚.:。+゚.:。♡゚.:。+゚.
spin-off 1 大野 司 × 三枝 彩音 編
゚.:。+゚.:♡゚.:。+゚.:。♡゚.:。+゚.:。♡゚.:。+゚.
END