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俺はキミだけに恋をする
第1章 prologue
「それで涼は頑張ってくれたんだ」
なおも桜はくすくすと笑っている。
俺は少し前を歩く桜の腕を掴んだ。
桜は驚いて俺を見上げる。
俺はそっと手を離した。
「桜。好きだ。ずっと好きだった」
………もう自分を偽れなかった。
一瞬の沈黙の後、
「うん。私も好き」
今度は桜が俺の手に触れた。
「…………え?」
………今、何て言った?当然、拒絶の言葉が返ってくると思っていた俺は、桜の告白に戸惑いを隠せなかった。
嬉しいはずなのに、信じられない……。
なおも桜はくすくすと笑っている。
俺は少し前を歩く桜の腕を掴んだ。
桜は驚いて俺を見上げる。
俺はそっと手を離した。
「桜。好きだ。ずっと好きだった」
………もう自分を偽れなかった。
一瞬の沈黙の後、
「うん。私も好き」
今度は桜が俺の手に触れた。
「…………え?」
………今、何て言った?当然、拒絶の言葉が返ってくると思っていた俺は、桜の告白に戸惑いを隠せなかった。
嬉しいはずなのに、信じられない……。