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俺はキミだけに恋をする
第3章 episode 2 『真夏の小旅行♡』
「……お……襲わないんじゃなかったの?」

顔を真っ赤にして言う桜。

「ごめん。ずっと桜に触れたかったから。本当に嫌だったらそう言って?」

首筋に顔を近づけると、

「部屋の電気消して……明るすぎるよ」

と小さな声で言った。

俺は立ち上がって電気を消すと、代わりに枕元にある小さな灯りをつけた。

「続き……してもいい?」

俺が聞くと、桜は俺の首に腕を回した。

チュッと額にキスをして、唇に触れるだけのキスを繰り返す。

そして、桜の首筋に顔をうずめた。
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