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Tears【涙】~神さまのくれた赤ん坊~
第9章 RoundⅧ(溺れる身体、心~罠~)♦
「ちょっと我慢して」
 直輝は有喜菜に覆い被さり、筆で身体の隅々をくすぐり始めた。
「やっ、やだ」
 有喜菜の白い膚の上を筆が掠めるようにして通り過ぎてゆく。
「あっ、ああっ」
 有喜菜はあまりのくすぐったさに身体をくねらせ、捩った。
「やっぱり、感じやすい身体だ」
 直輝は恍惚(うつと)りと呟く。さんざん有喜菜を悶えさせ、息も絶え絶えにさせてから、漸く筆責めから解放してくれた。
「やだ、直輝って、こういう趣味があったの?」
 身を起こした有喜菜が涙ぐんで睨むのに、直輝は声を立てて笑う。
「まさか。でも、一度、やってみたかったんだよ。まずいな、これは病みつきになりそうだ」
 などと平然とうそぶいている。
「くすぐられて我慢できないなんて、まるで子どもみたいじゃないか」
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