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Tears【涙】~神さまのくれた赤ん坊~
第10章 ♦RoundⅧ 予知夢~黒い霧~♦
 幾ら眼を閉じても、紗英子には二人のイメージが嫌になるほど鮮明に浮かび上がるのだった。腰を烈しく動かす直輝と、彼の上に乗り、身をくねらせ、のたうち回る女と。
 いかにしても、その残像が瞼から消えない。
―お願いだから、こんな夢を見せないで。
 紗英子が泣きながら叫んだその時、はるか彼方から、周囲の空気を震わせるように電話が鳴っているのが聞こえた。その音は静寂を切り裂くように鋭かったが、今はこの悪夢から自分を連れ出してくれるなら、何でも良かった。
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