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Tears【涙】~神さまのくれた赤ん坊~
第4章 ♠ RoundⅢ(淫夢)♠
「やっと何も考えずに、昔のように愛し合えるんだね」
熱っぽい視線が紗英子の身体中を這い回る。思えば、夫が自分の身体をこのように欲望も露わにして眺めるのはどれくらい久しぶりのことだろう。
「愛してる」
直輝が紗英子の身体の中でもっとも色気を感じるといううなじから始まり、鎖骨、胸の谷間へと熱い彼の唇がゆっくりと降りてゆく。直輝は女体を愛撫するための時間を惜しまない。
ゆっくりと丹念に焦らすことによって、彼は紗英子の身体中に火を点す。小さな無数の火をあちこちにつけて、ゆっくりとそれらを煽り、紗英子の中で眠る官能を高めてゆくのだ。
彼の巧みな愛撫によって、紗英子の四肢のあらゆる感覚は高められ、やがてそれは極限にまで追い上げられてゆく。身体の隅々に点された小さな火はいつしか一つの大きな焔となって燃え盛る。
「うぅ、あぁ」
紗英子は悩ましい声を上げながら、ベッドの上でのたうち回る。胸を執拗に愛撫された後は、脚を大きく押し広げられる。直輝の頭が開かされた両脚の狭間に埋まっていた。
熱っぽい視線が紗英子の身体中を這い回る。思えば、夫が自分の身体をこのように欲望も露わにして眺めるのはどれくらい久しぶりのことだろう。
「愛してる」
直輝が紗英子の身体の中でもっとも色気を感じるといううなじから始まり、鎖骨、胸の谷間へと熱い彼の唇がゆっくりと降りてゆく。直輝は女体を愛撫するための時間を惜しまない。
ゆっくりと丹念に焦らすことによって、彼は紗英子の身体中に火を点す。小さな無数の火をあちこちにつけて、ゆっくりとそれらを煽り、紗英子の中で眠る官能を高めてゆくのだ。
彼の巧みな愛撫によって、紗英子の四肢のあらゆる感覚は高められ、やがてそれは極限にまで追い上げられてゆく。身体の隅々に点された小さな火はいつしか一つの大きな焔となって燃え盛る。
「うぅ、あぁ」
紗英子は悩ましい声を上げながら、ベッドの上でのたうち回る。胸を執拗に愛撫された後は、脚を大きく押し広げられる。直輝の頭が開かされた両脚の狭間に埋まっていた。