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愛玩寵姫 - Dream Dolls - 茉奈
第2章 ●わたしの吐息が溶けていく…
「ちょう、き…?」
下腹部からの絶え間ない小さな痙攣と疼きに耐えながら、茉奈が女の言葉を繰り替えす。
女は、目隠しと耳栓をされた茉奈に耳元で、彼女の髪を撫でながら、優しく語り掛ける。
「そう。寵姫。高貴な方に寵愛を受ける女のこと。怖がらなくていいのよ。貴女は特別な存在なの。」
「特別な…存在…?」
疼きが少し遠ざかってきたのか、それとも、優しく語り掛けられたその声に安心しったのか、
茉奈は縛られた椅子の上で、少し力を抜いた。
「そうよ。だから、もう貴女は薬でその力を抑え込まなくていいの。大丈夫よ。貴女の精神は、その感覚にきっと耐えられるはずだわ。なぜなら貴女は…」
そう言って、女はやわらかい唇を、茉奈のくちびるに押し当て。
(……あっ…!やわら、かい……)
茉奈がその優しい感覚に一瞬陶然としているうちに、彼女は再び囁いた。
「特別な、少女だから。」
そういって、女――『牡丹』は、少しさみしそうに、微笑った。
――もう少しで、薬を最後に飲んでから、12時間が経過しようとしていた。
下腹部からの絶え間ない小さな痙攣と疼きに耐えながら、茉奈が女の言葉を繰り替えす。
女は、目隠しと耳栓をされた茉奈に耳元で、彼女の髪を撫でながら、優しく語り掛ける。
「そう。寵姫。高貴な方に寵愛を受ける女のこと。怖がらなくていいのよ。貴女は特別な存在なの。」
「特別な…存在…?」
疼きが少し遠ざかってきたのか、それとも、優しく語り掛けられたその声に安心しったのか、
茉奈は縛られた椅子の上で、少し力を抜いた。
「そうよ。だから、もう貴女は薬でその力を抑え込まなくていいの。大丈夫よ。貴女の精神は、その感覚にきっと耐えられるはずだわ。なぜなら貴女は…」
そう言って、女はやわらかい唇を、茉奈のくちびるに押し当て。
(……あっ…!やわら、かい……)
茉奈がその優しい感覚に一瞬陶然としているうちに、彼女は再び囁いた。
「特別な、少女だから。」
そういって、女――『牡丹』は、少しさみしそうに、微笑った。
――もう少しで、薬を最後に飲んでから、12時間が経過しようとしていた。