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スケベ爺ゼウスの女の尻を追いかける旅
第4章 三番目の妻ヘーラーをカッコウに変化し◯そうとするが…
ヘーラーはゼウスと同じオリュンポス十二神でありながらクロノスとレアーの娘、オーケアノスとテーテュースに育てられた
すなわちゼウスの姉に当たる
そんな美しい娘となったヘーラーをゼウスが見初め……
「なんとも美しいヘーラー。俺の子を生んでくれ」
テミスと結婚中であるにも関わらず結婚の女神ヘーラーに言い寄ったのだが
「……なにをお考えですの?あなたはテミスと結婚なさっておいででしょう。冗談はおやめになって下さい!」
婚姻と女性を守護する女神であり、古代ギリシアでは一夫一婦制が重視されていた為、ヘーラーはゼウスの申し出をすっぱり断りました。
天界の女王として絶大な権力を握り、権威を象徴する王冠と王笏を持っているヘーラー。
「うーむ。だとしても、俺はヘーラーを手に入れるまで諦めないからな!」
「勝手になさい。そんな間違いは決して犯しません」
「そうだと言い切れるかな?まぁよく覚えておくのだな」
頑なに拒まれたゼウスはヘーラーを自分のモノにする為、新たな策を練るのであった