パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 レートー

「愛人に嫡子である我が子より愛される息子など生ませてなるものか！！」



とばかりに、それはそれは激しい出産妨害を始めたのです



「一度でも陽の光を浴びたことのある土地はレートーに産所を提供してはなりません！」


と命じ、更に



「お前たち、監視を怠るでないぞ！」


イーリスとアレースに土地が命令に背かないように監視させたのであった



アレースには陸地を、イーリスには海に浮かぶ島々を見張らせ、レートーが近づこうとする土地を居丈高に脅しつけさせたのです。




女王ヘーラーの怒りの恐ろしさにあらゆる土地が震え上がりました。