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真夜中の贈り物
第2章 教官は世界の果ての 前篇
救助された初日にヴァギナス機関の本部内にある医療センターで受けた治療と健康診断。
聴診器を当てられての問診や、心電図をとったり、血圧を測ったり……そんな事をしてもらえる日がまたくるなんて思いもしなかった。
血液採集のための注射ですら嬉しかったほどだ。
数日の休養のあと、特に怪我などを抱えていなかった俺は、生活物資の管理をしている倉庫で簡単な荷運びの仕事を手伝って過ごして来た。
適性検査の結果が出るまでの仮配属ということだったが……
そして、今日の呼び出しだった。
正式な配属が言い渡されるのかなと思いながら、指示に従って受付に足を運ぶ。
今の職場も気に入っている。
仲良くなった人もできた。
できればこのまま倉庫で働き続けたいけれど、自分にできる事をして人類再興のために貢献できればどこだっていい。
ガンさんや大牟田君たちとは、余暇の時間にだって会えるわけだしな。
聴診器を当てられての問診や、心電図をとったり、血圧を測ったり……そんな事をしてもらえる日がまたくるなんて思いもしなかった。
血液採集のための注射ですら嬉しかったほどだ。
数日の休養のあと、特に怪我などを抱えていなかった俺は、生活物資の管理をしている倉庫で簡単な荷運びの仕事を手伝って過ごして来た。
適性検査の結果が出るまでの仮配属ということだったが……
そして、今日の呼び出しだった。
正式な配属が言い渡されるのかなと思いながら、指示に従って受付に足を運ぶ。
今の職場も気に入っている。
仲良くなった人もできた。
できればこのまま倉庫で働き続けたいけれど、自分にできる事をして人類再興のために貢献できればどこだっていい。
ガンさんや大牟田君たちとは、余暇の時間にだって会えるわけだしな。