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真夜中の贈り物
第7章 その蜜は秘密の蜜
 ア……ア……だって……見られるの……感じる……。
 嫌だ……嫌なのに……それなのにどうして……だって……こんなに濡れて……。

 ううん、違うよ! 司令にされてるから……だからだよ……。

 ね……だから仕方ないよね。

「これなら、どうかな……」

 司令が二本の指を鈎のようにして私のお腹の裏側を抉った。
 その瞬間、ついに私は決壊した。

「あっふぅっ……んはああぁぁっ! イッ……イクゥゥゥゥゥゥッ!」

 腰が……腰が跳ねるっ……と、止まんないっ!
 止まんないよぉっ! あ……アアッ! アアアアアアアアッ!

 努力も虚しく、何もない寝椅子の上の空間から、透明な……しかしこれは誰の目にも明らかな私の絶頂のしぶきが、はしたない大声と共に迸った。
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