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真夜中の贈り物
第8章 クレヴァスガーデンの淫らな花壇 前編
「お庭忍術、極楽天空縛(ごくらくてんくうしば)り! 堪能したじゃが!?」

 ジャガマルが吼えるが、キオは答えるどころではない。

「あひゃあああっ……ふぃふぅうっ……んっあああ、アアアーッ!」

「……気に入っていただけたようじゃか。では、フィニッシュをば……」

 ジャガマルが人差し指を立てて両手を組む。
 忍法。忍者たちの大きな術をかけるときの所作だ。

「女体激震花蝶縛(にょたいげきしんかちょうばく)……つかまつる!」

 忍(ニン)!

 キオを縛るツルが一斉に引き絞られた。
 それまでのふり幅が一気に緊縮し、中空に固定されるキオ。

 ビイイイイィィィィイインッ!

「ふわわわわわわわわっ!」

 突如として小さくなった揺れは、しかし、逆に激しさを増して小刻みとなる。
 そこへ!

「ゲロくりゃああああああっ!」

 ジャガマルの必殺のイチモツが、キオの肉裂へと突き刺さった。
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