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真夜中の贈り物
第9章 クレヴァスガーデンの淫らな花壇 後編
 つぷつぷと侵入するおぞましい感触。
 だが、それは催眠状態となっている肉体にとってはこの上なく快感なのだ。

 それが理性を浸蝕する。

 蜜にまみれた肉襞をじわじわと押しのけながら、ゆっくりと慈しむように打ち込まれている。

 甘痒い感触に、爛れた肉欲と清い心の境界線が融かされる。

 いつのまにか、エヌフィーヌは腰を使い始めてしまっていた。

(あっ……動いてる……ジャガマル様のモノ……私の中で……)

 心の中でも、呼び方がすでにジャガマル「様」となっていることに気づくだけの理知は残されていなかった。

(わ、私も……ンアアッ……お尻……自分で振って……や……イヤらしい……アンンッ……信じられない……私がこんな真似をするなんて! でもっ……はあっ……自分から動かすと……き、気持ちイイからっ……こ、堪えられないっ)

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