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真夜中の贈り物
第9章 クレヴァスガーデンの淫らな花壇 後編
 いやらしい言葉が口を衝いてしまう。
 言えばそれだけ感度が増す。

 そんなエヌフィーヌの状態を見越して、ジャガマルはいよいよ最後の仕上げにかかろうとしていた。

「それでは我慢してみぃじゃが! そのいやらしい声を出さずに……愛しておりますと申してみぃじゃがっ!」

 ずちゅっ……ぐっ……パンッ……パンッ……パンッ……パンッ……!

 尻を打つリズミカルな腰の動き。
 それが徐々にペースを上げてエヌフィーヌを追い詰めてゆく。

「ぐっ……ハッ……うっ……うぅっ……うっ!」

 蜜に滑る肉灼が腹も裂けよと言わんばかりに往復し、行き来ばかりか、時にぐるりと回転し、或いは捻り、突き上げ、止め、焦らし……技巧の限りで女陰の中身をいたぶり尽くす。

 それを声を立てずに耐えよとは、あまりな命令であった。

「エッ……エヌフィーヌは……っ……うっ……」

 それでも命じられるまま、愛を証明せんと健気に口を開く女魔導士。
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