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真夜中の贈り物
第12章 肉奴隷妻 雪希
「いいか、今日はコミュニーションの強化を図る訓練だ……」
リンクに集めた雪希たちの前で鬼岳がそう言った。
(どうせまたロクでもない内容に決まっている……)
雪希はそう思った。
氷裂高校との合同強化合宿。雪希たち氷華アイスホッケー部のメンバーに許されている着衣はシューズとグローブのみ。つまり、ほとんど全裸の状態だ。
整列する雪希たちの後ろには一人ずつ氷裂の部員がつき、雪希たちの体を耐えずまさぐる。
こんなことは異常だ。
自分たちは犯され、肉体を玩具にされている。
許されることではない。
それなのに、どうして誰も合宿から逃げ出そうとしないのか。
皆、凌辱によって目覚めさせられた被虐の快楽の虜となってしまっているのだ。
「うっ……くぅっ……はぅぅ……」
「あっ……ああんっ……んあっ……」
「そこ……や……か、感じる……」
氷裂の男子たちにいいように胸や股間を弄り回され、それでもなお嫌な顔ひとつせず……いや、むしろ悦んでそれを受け入れてしまっている。
(ああ。わ、私もきっと……今……)
仲間たちと同じようなトロけ顔を晒しているに違いない。