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真夜中の贈り物
第13章 童貞コロシアム
「でも……ね。言うと、もっと気持ち良くなれるんだよ。本当よ。雪希、教えて貰ったの。もっともっと……今よりずっと……それだけでイッちゃえるぐらい……ンッ……アアッ……思い出したら雪希も感じて来ちゃった……ホ、ホラッ……こ、こんな風に……もっとよくなれるんだからぁ……」
陽太郎の腹の上で、雪希の肉脈から雪解け水が流れ落ち、淫らな大河となっていた。脇腹の断崖を、世界の涯にある滝となってリンクへと吸い込まれるように零れる熱淫海。
「だから……陽太郎くんも……ぉ……言って……ごらん……気持ちいいから……」
身をかがめ、陽太郎の耳元に厚い息を吐きかける。
「私だけに聞こえるようにでいいからぁ……小さな声で……教えて……」
そしてキス。
(う……あああっ……ぼ、僕のっ……初めて……)
唇の処女は奪われ、そしてそのまま略奪へと。
「むぐっ……う……ふくっ……くっ……ゥ……ウ……あ、アフッ……!」