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真夜中の贈り物
第13章 童貞コロシアム
あるいは、単純腕力というだけならそれでも彼のほうが上だったかもしれない。しかし、雪希にはモチベーションがあった。訓練されたスポーツ選手としての、競技者としての、奴隷としての……!
その迫力が陽太郎を圧倒したのだ。
「うわっ……!」
腕を振り払われ、その一瞬の隙にブリーフがずり降ろされる。
露出する勃起と、そして……雪希が狙ったのは、その逞しい漲りではなく、その下、会陰の奥に息をひそめる陽太郎のアヌスであった!
ぐすうっ!
自らの尻尾の先端を、陽太郎のほの昏い肉の穴へと挿し込む雪希。
「うっ……う、あ、あ……ああっ……ああああっ……」
体験したこのない違和感が……いや、体験はしている、これは排便のときに肛門が感じる快感と同じだ。あれが……そう、あれが快感だとは思いもしなかったが、排泄行為とはまったく違う状況で、その部分が……方向こそ逆だが同じように刺激されてみて初めてわかった。
あれは快感なのだと。
(こ……これは……この感覚はっ!)