この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
真夜中の贈り物
第14章 恥虐の性徒指導 受魔淫胎
「大丈夫ですから……」
詠のほうはというと、早く話を終わらせてこの場を立ち去りたい一心だった。欲情が抑えきれなくなる。さきほどから何度も、印久の股間に視線が吸い寄せられてしまっている。
このままでは……。
「いいから座りなさい。今にも倒れてしいそうだよ。顔色も良くない……キミは何か持病でも? 転校資料にはそのような記載はなかったと思いましたが?」
「いえ、本当に大丈夫なんです……ううっ……う……」
平静を装おうという詠の試みはまったく成功していなかった。
印久が詠の肩に両手を置いて無理矢理に腰掛けさせる。
「こんなに汗ばんで……熱でもあるのかもしれないよ」
「はあ……はぁ……くっ……」
吐息が熱い。
それに、椅子に座らせてくれた印久の股間が詠の目の前に来る。
そのスボンの内側にあるものが欲しい。
(駄目……駄目よ……詠。気をしっかり持つの……こ、こんな所で……くあああぁぁぁあっ!)
思わず叫び声が漏れそうになってしまった。
印久が詠の額に手を置いたのだ。