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真夜中の贈り物
第14章 恥虐の性徒指導 受魔淫胎

 輸卵管の中を丸くて大きな球のようなものが送り出されてくる。

「精子玉だ。吾輩のザーメンが卵となって子宮に直送されるのだ」

「そ……そんな……!」

「ククッ……膣内で死なぬようにな。全ての精子を生きたまま送り届けるわけだ。ハッハッハ……到達すると同時に破裂するが……それは物凄い快感だぞ」

「や……いや……やめて……!」

「本当にやめて欲しいのか?」

 ピクリと輸卵管が動きを止める。

「う……」

 輸卵管を伝わって膣内を転がるいくつもの巨大な精子の卵。その球体の連続が作り出す凹凸の感触はえもいわれぬような絶妙な心地良さを詠に与えていた。

 動きを止められてしまうとわかる。

 続けて欲しい。

 続けてもらわなければ……この、猛り切った淫らな熱情がどうにかなってしまう!

「お、お願い……止めないで。ああ、どうか……どうか……詠を、退魔風紀、月夜乃詠を……このまま……お、犯してください……!」

「ハアーッハッハッ! よく言った! では送り込んでやろう。お前の子宮の内部へと」
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