この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
真夜中の贈り物
第15章 薔薇のひとつ
「ヒッ……す、すいませんっ!」
促されたアサージが、ねぶりたくっていたノヴァリスの上半身から離れ、その手を下に伸ばした。
「ケヘヘッ……女の体にはよぉ……隠す所がいっぱいあるからな」
「なっ……ま、まさかっ……そんな……! そんな所……!」
にちゅぃっ!
乗馬ズボンの上から、男の太い指がノヴァリスの股間へと挿し込まれる。
「んふうぅっ……!」
布越しに秘唇に触れられて牝肉が悦び、彼女に切ない吐息を漏らさせた。
「おや? なんだかあったけえぞ? ほかほかしてやがらあ。ハハッ……無理もねえか、あんなに感じまくってたんだから、コッチのほうももう我慢できなくなってるよな」
「か……感じてなど……い、いない……!」
「素直じゃねぇなあ……ククッ」
俯いている所をアサージに覗き込まれ、ノヴァリスは目を逸らしてしまった。
羞恥で頬が熱くなる。
「もっとも、素直じゃない女ほど、調教のしがいがあるってもんだがな」
そう言ってアサージは、ノヴァリスの身体をしっかりと抱き寄せたまま、彼女のベルトと、股間を留めるボタンをひとつ、またひとつを外し始めた。
「や……やめなさいっ! そ、そんな所に鍵があるわけがないでしょう! あ……あああっ……くぅっ……そ……んはあっ!」