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真夜中の贈り物
第16章 ボイストレーニング
(や……だ、変な声……出ちゃう……)

 恥ずかしかった。でも、忙しい部長を引き留めまでして自分からお願いしたことなのだ。途中で止めるわけにはいかなかった。

「そう……続けて……そのまま目を閉じて……身体の動きを心で感じて……胸と、お腹……どう動いているかな……どう感じているかな……?」

 言われるがままに目を閉じ、深呼吸を継続する。

「感じるかい? 口に出してごらん……自分の身体がどう感じているか……」
「んっ……ふ、うっ……あぐっ……」

 身体……感じられるのはしかし、自分のというより、まさぐるような鏡花の手の動きの心地よさ。

 気持ち、良い……です……。

(やだっ……!)

 思わず口にしそうになってドキッとする。違うのに! 鏡花が言えというのはそんなことではないはずだ。
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