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真夜中の贈り物
第3章 教官は世界の果ての 後篇
「ヴァギナスッ……!」

 イメージ。

 貫き、穿ち、張り裂けんばかりの、その中に押し寄せる魂の滾りを、愛を、なにもかも、全てを……

 ざくっ……

 俺の尻に何かが侵入した。
 直腸の深部に入る手前の所でクイッと圧迫する。

 これ……何だ?

 再び、そして三度、体内の同じ箇所への圧撃。
 敏感になっていた俺の性感が、もうこれ以上はないと思っていた最後の激悦を引き摺り出す。

「あ……あああああ、ヴァギナス・エクスタシー・ガンストライク!」

 どくんっ

 根元から漲った俺の欲情とシンクロして、形成された槍が射出される。

「わ……あ……あああああああああああああああああああああああっ!」

 光の超エネルギーとなったその槍が、巨大ゴリラを貫き、その胸に穴を開け、向こう側に青空を見せる。

 どくっ……どぐんっ! どくっ! どくっ!

 同時に俺は、果てていた。
 何度も何度も鈴口が開き、大量の精子がオーガズマイザーを汚す。

「あ……ああっ……ああ……はあっ……」
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