この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Memory of Night
第3章 秘密

「うわ……すごい適当に書いてんね」
「だってめんどくせーんだもん」
「でも、あんまり適当だと書き直しさせられるよ?」
「じゃあ、ゴン太が書いて?」
「いいけど……またお金稼ぎに行くの?」

 ゴン太の言葉に、宵が顔を上げる。

「行かねーけど。……ちょっと寄るとこあるんだよ。だから頼む」
「どこ?」
「ん?」

 宵は一瞬押し黙り、わずかに瞳を細めて答えた。

「病院だよ」
「え? びょ……」

 驚いた顔をするゴン太に、宵は書きかけの日誌を差し出す。

「頼むよ」
「……うん、わかったよ」

 しぶしぶと頷いて見せるゴン太を残し、宵は教室から出ていった。
/346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ