この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Memory of Night
第6章 再会

 晃は小さく息を吐き、宵の腕を放した。

「……悪かったよ。もう、あんなやり方はしない」

 宵とする、金と体の駆け引き。それ自体も決して褒められた行為ではないが、その中で志穂のことを持ち出すのは反則だった。
 反則……というか、あの時のように宵を泣かせてやりたいとは思わなかった。
 再び歩き出す。
 宵は、複雑な気分で晃を見た。
 晃の性格は、普段とそういう行為の時で激しく変わる気がする。
 普段は優等生で優男タイプ(?)なのに。

「晃って……二重人格?」
「ん?」
「普段とエッチしてる時、なんかキャラ変わるじゃんおまえ」
「さぁ。猫かぶってるだけだったりして」

 晃がにっと目を細めて笑う。

(猫かぶってるって感じでもなかったけど……)

 心の内でつぶやいて、それからある疑問を思い出してきいた。

「なぁ。さっきの不良達が狙ってたのは俺なんだろ? なのに、なんで晃が絡まれてたんだ?」
「ああ……それは。うーん、愛だよ」
「……わけわかんねぇって」
/346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ