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場所も時間も関係ない!
第1章 初めまして、変態さん【完】

朝、通学の度に
電車内で痴漢に遭う。
だけど、今日は違った。
朝も痴漢にあったけど、
今まで、帰りの電車内で
痴漢に遭った事はなかった。
それが、今日は遭遇してしまった。
朝と違って、私の立ち位置は
扉付近になってしまう。
若干、朝と乗る人は
違うだろうけど、
混み具合は変わらない。
なおさら、帰りは
みんな疲れてる。
私も疲れてるから、少しでも
ゆっくり出来る様にと
扉側に立つ事が多い。
壁に寄りかかって
外の景色を眺めていたら
不意に、お尻に
違和感を感じた。

