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誰のもの⁉︎
第16章 どこに行くの?
次の日の朝 私は着ていく服に困っていた。
(どうしよう…)

🎶🎶🎶

携帯がなった。

「もしもし…。」

「未唯?もう着くよ。」

直志くんだ。

「待って!まだ準備してる。」

「?寝坊したの?ご飯なら 一緒に食べればいいから。降りておいで。 」

「……。」

(どうしよう……。ワンピース?パンツ?どうしよう‼︎)

ピンポーン

「直志くん 待ってて。誰か来たみたい。」
部屋着のまま 玄関のドアを 開けてしまった。

「‼︎直志くん!」

ビックリした顔で 玄関に入り ドアを閉めた。

「未唯……。部屋着のままで……。」

はぁ〜〜。
大きなため息。

「⁇」

「確認してから ドア開けないとダメだろ。まったく俺じゃなかったら どうするの。」

「あっ!」

「で、なんで まだ部屋着なの?行くよ。」

「うん…。」

返事をしながら 直志くんの服装を確認。
ジーンズでカジュアルだけど ……。
(ナニ着ても 絵になる人だ……。)

「どうした?」

「ううん 」

直志くんが部屋の中を 覗いた。
部屋の中は 着ていく服でいっぱいになっていた。

「服…?何着るか 悩んでた?」

ニコッと笑って 抱き寄せられた。

「キスしていい?」

「ダメ!すぐ着替えてくるから。」

直志くんの腕から離れ 部屋の奥でワンピースに着替えた。




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