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姉プレイ【お礼小説】
第4章 最後は二人で
 

汗で湿った姉貴の額に軽く口づけを落とす。


いや……悪いのは言うまでもなく、俺だけどな。

でも、あんな顔して煽る姉貴にも半分は責任があると思う。


「だから、おあいこな…姉貴」


つかの間のまどろみに浸る刹那。

姉貴の頭を腕枕にのせて、高揚した身体を抱き寄せる。


姉貴のことだ。

目を覚ましたら、乱れてしまった自分を思い出して。

きっと羞恥に顔を真っ赤に染めるのだろう。


「早く目……覚ませよな、姉貴」


その瞬間さえも可愛くて仕方なくなる自分を想像しながら。

伏せられた瞼がゆっくりと開かれるまで。

姉貴の身体を壊れ物のように、大切に抱き締めていた。



‐END‐

 
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