この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
姉プレイ【お礼小説】
第4章 最後は二人で
汗で湿った姉貴の額に軽く口づけを落とす。
いや……悪いのは言うまでもなく、俺だけどな。
でも、あんな顔して煽る姉貴にも半分は責任があると思う。
「だから、おあいこな…姉貴」
つかの間のまどろみに浸る刹那。
姉貴の頭を腕枕にのせて、高揚した身体を抱き寄せる。
姉貴のことだ。
目を覚ましたら、乱れてしまった自分を思い出して。
きっと羞恥に顔を真っ赤に染めるのだろう。
「早く目……覚ませよな、姉貴」
その瞬間さえも可愛くて仕方なくなる自分を想像しながら。
伏せられた瞼がゆっくりと開かれるまで。
姉貴の身体を壊れ物のように、大切に抱き締めていた。
‐END‐